8話。ぎんかは自身の存在に、何を見出すのか。
幻影ヲ駆ケル太陽 episodioⅧ『こぼれおちる水』 あらすじ
会議室に召集されたあかりたちは、同じ種類のカードを持つ者同士が戦うと、互いの力と存在を消し合うという”対消滅現象”について知らされる。その事実に動揺した新人部隊は、それぞれ「対カード」とどう向き合っていくかを語り合う。そして、ついに動き出すケルブレム。その手には、一枚のカードが握られていて・・・・・・
セフィロ・フィオーレ会議室にて
アリエル「集まってもらったのは他でもない。【対消滅現象】についてだ」
あかりたちにとって【対消滅現象】は、ここで初めて聞く単語。
疑問が口を突いても、プリシラ、メルティナ、天道三姉妹は、現象の重大さを思ってか言葉を返しません。
エティアが口を開きます。
エティア「先日、セフィロ・フィオーレのモスクワ支部所属、【恋人】のカードの使い手が、【消滅】しました。
せいら「!? 【消滅】って・・・」
アリエル「文字通り、消えてしまった」
エティア「恋人の使い手は、同じく恋人ノカードを本体とするダエモニアと戦って、消滅したのです・・・。
私たち22人がそれぞれ持っているエレメンタルタロット。これはもともと、ダエモニアが持っているディアボロスタロットと同じ、一つのタロットカードから派生したという話は、前にしましたね」
せいら「・・・アイオーン・タロット」
エティア「今回、恋人のカードが消えたことで、殲滅するリスクも明らかになったのです。」
ぎんか「リスク・・・?」
エティア「お互いの力を、そして存在を消し合うということです。」
るな「それって、どういうことなんですか・・?」
エティア「例えば、私の場合【世界】の対カードを持つダエモニアに遭遇し、戦って勝ったとしたら。
その属性のダエモニアすべてが消失するのと同時に、私も消えます。」
花のダエモニア(心崎冬菜)を殲滅し、
自分だけでも忘れないようにと内に秘め続けることを受け入れたあかり。
そんなあかりに対して突きつけられる、対峙すると文字通り消滅するという【対消滅現象】。
ここにきてまた、今後の選択に思考を巡らせることになります。
それぞれの『タロット使い』の価値
せいら
るな
ぎんか
あかり
私は、どうすればいいんだろう
あかりは、一人考え込みます
るながくる
相談、
vs文字のダエモニア
しかし、いつものように声が聞こえないあかり。
別のどこからかノイズが走って、妨害されているとのこと
黄色く光る球体が出現する。大量の青いコインが津波のように押しせまる。
ぎんかは盾を作り防御する。
せいらも間を縫って
ぎんかそっくりの姿
vs節制の対カード
イマ・・エイエン・・・
単語
ぎんかが傷つくと、遠慮する
ケルブレムが
次は上手くいくといいね、そうすれば、望み通り・・・。
小さくも、強くうなずく節制の対カード。
翌朝
ぎんかは包帯で
対カードへの対応:白金ぎんかの場合
ぎんかは、父の元へ向かいます。
ぎんか「楽しみにしとるわ♪」
『節制』の使い手:白金ぎんか
ぎんかちゃん漢らしいです。
しかしバランスを欠けた新人部隊。
波乱の幕開けに過ぎなかったのです。。。
9話へ続く。
・・・しかし、お話が詰め詰めで濃いなぁ
※当記事は、作中の画像を参考として引用しています。
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